他の資格

総合旅行業務取扱管理者試験(旧一般旅行業務取扱主任者試験)に受かって良かった事

もう30年近く前になるが、今で言う総合旅行業務取扱管理者試験に合格した。

当時は一般旅行業務取扱主任者試験という名で旅行業務、特に海外旅行を扱う営業所には5名に1名は必須の資格だった(今は確認要)。

資格マニアでは無いが鉄道を主体とした旅行が好きで、学生時代からずっとこの資格について気になっていた。

現在は4科目、当時は8科目で試験も本当に1日がかりだった。

結論から言うと2回目の試験で合格出来た。

旅行業界への就職とか転職とか全く考えていなく、ただただこの資格が欲しかった。

鉄道好きと言う事この資格を取得してただの鉄道好きで無い事も証明したかったのも一つの理由。

それと海外に視野がいっていたので、国内だけでなくどうせ取るなら海外旅行もカバーしているこの資格を欲しかった。

業務と関係無かったが、2回目受験時には通信教育まで申し込んで試験に臨んだ。

確か4万とか5万円したのを覚えている。

通信教育の教材で受かったとは思わない。通信教育のおかげで学習するリズムが出来た効果があった。

基本は市販のテキストと過去問で、通信教育はサブ的な存在だった。

現在では合格率10〜15%位で、受験した当時もその位の合格率だった。

ラッキーだったのは合格した年の合格率は20%程で、例年と比較して高かった。

前年の不合格の年の合格率は13%台だった。

本当に自己満足のために通信教育までして取った資格だった。

受験した当時に何故そこまで固執したのか今にして思えば正直よく分からない。

何か資格が欲しいとは漠然と思っていたのは事実。

この旅行業務の資格か後に合格した宅建の資格、どちらかが何となく欲しいと思っていた。

二つを比較して、少しでも興味がある旅行業務の資格を選び学習を開始した。

運良く2回目の試験で合格出来たが、何の役にも立たないと本当に思った。

合格後20年以上、本当に役に立たなかった。

しかし、通訳案内士試験でこの資格を持っていると日本地理の科目が免除されることを知った。

通訳案内士試験に合格した2017年の試験には日本地理免除で受験した。

2017年の日本地理の問題が例年と比較して激ムズだった為、普通に受験していたら日本地理の科目で不合格だったかもしれない。

旅行業務取扱の資格保持だったので、通訳案内士試験が合格出来た。

この資格の取得は無駄では無かったと本当に思った。