コロナ禍で海外からの旅行者がほとんと居ないので通訳案内士試験について興味を持つことが難しいと思う。
ただ通訳案内士として業務をしなくても、語学力をアップするのに試験を活用するのは全然有りだと思う。
実際自分がそうであるようように。
結局のところ2017年の通訳案内士試験に4回目の受験(過去3回 1994年、1995年、2004年)で合格しました。
ここで私が受かった方法を述べたいと思う。
英語、日本歴史、日本地理、一般常識の4科目。通訳実務は2018年以降の試験からのため、受験無し。
英語:
英語は英検1級合格を目指していた。1級合格で試験免除を考えて学習していた。
同時に当時はTOEIC840点以上で一次試験免除だった。
英検1級もしくはTOEIC840点以上の獲得を目指していた。
英検もTOEICもある程度のレベルに達していれば今更ながら、過去問で傾向をつかんで、後は沢山聴いて沢山話して沢山書いて沢山読んで基礎実力を高める。当たり前のことを当たり前にこなす。
2014年以降、通訳案内士試験の英語の問題はそれ以前と簡単して相当簡単になっていた。
結局英検1級も合格出来ず、TOEIC840点も届かなかった。。
ただこれらの勉強をしていれば通訳案内士試験の英語の問題は軽くクリアーできると思っていたので特に通訳案内士向けの対策はしなかった。
癖のある日本事象は2次試験も当然視野に入れて下記の日本事象の本を覚えた。
一つ一つを暗記しようとはせずにキーワードを確認して内容を覚えてしまうくらいの音読した。
試験時間の2分間のスピーチを意識して仮想ガイドになりきって事象説明を行う。
幸い自己採点にて一次試験が見えていたので、筆記試験から口述試験までの約3ヶ月、毎日ぶつぶつ呟いていた。
その甲斐があってか試験でこちらの思う通りのストーリーで展開し、完璧な手応えを得て合格を確信した。
受験生の間では有名な”日本的事象英文説明300選”と比較して”英語で語る 日本事象2020”の方が断然頭に残る。
日本歴史:
試験に落ちるとしたら日本歴史と思っていた。
問題が中学生レベルの問題だっため、かろうじて合格ラインに滑り込んだ。
歴史に弱い人は先ずマンガから入って流れを掴むと良いと思う。下記の本を借りてざっくりとした流れを理解した。
幸い2017年はこのマンガにある中学生レベルの問題だったため、ギリギリ合格ラインに滑り込んだ。
それにプラスして図録や文化史とかに特化した本を付け加えた。
図録は写真が綺麗なので眺めているだけでも楽しく感じた。
こちらは自分にはちょっと専門的すぎて試験にはほとんど役に立たなかった。ただし良書だと思う。
もう一回述べさせていただきますが、この2017年の問題レベルだから合格点に達した。
他の年の受験であれば多分合格していないと思う。運が良かった。
日本地理:
一般旅行業務取扱主任者試験(現:総合旅行業務取扱管理者試験試験)合格により免除
1993年の試験に合格した。
通訳案内士試験とは別にただただ興味本位として取得したかった。
この試験も2回目の受験で合格した。
試験制度が変わり、この資格を持っていると日本地理が免除になること知ったのも2017年の受験を後押しした。
どこで役に立つかわからないと実感した。
一般常識:
ハローアカデミーの教材を使い倒す。
https://blog.goo.ne.jp/gu6970/e/9393bb54df6b150ae6b6395b77382784
一般常識はいろいろな意味で一番対策しにくい科目だと思う。
私が合格した2017年度はこのハローアカデミーからの資料からバンバン出題され、それを暗記していたので合格出来た。
当然だが新聞、雑誌等普段から情報に敏感なっている事が望ましいが、試験対策という意味ではその常識+この教材を使いこなす事をおすすめする。
大多数の人はこの試験を実力のバロメーターの位置づけだと思う。
自分は2022年の中国語の全国通訳案内士試験を受験をターゲットとしている。
一緒に頑張りましょう。