誤解を恐れず本音を言うと語学学校の最大の存在意義は生徒がお金を払うことだと思う。
自分自身も5回以上お金を払って受講したことがある。
その内2回ほど主催者が異なる一泊二日の英語合宿に参加したことがある。
缶詰形式の授業で朝から晩まで英語漬け、日本語使用禁止といった合宿だった。
正直参加したからと言ってものすごくかつ急速に語学力が上達するわけではない。当然と言えば当然だ。
お金を払う(投資)→ 投資回収を行うモチベーション → 継続学習 → 最終的に語学の上達につながる。
缶詰形式の授業に参加すると普段の授業、学習と異なり、自分自身の語学力の無さに相当ショックを受けるはず。
語学学校、特に短期授業に参加する目的はショックを受けるためにお金(大金)を払うようなものだと思う。
大金を払って落ち込んで一体自分は何をしているのか?とふと疑問になる事も否定しない。
楽しく学べるに越したことは無い。ただ残念ながら語学は楽しむだけでは上達しない。だから外国語が使える人は少ない。
AI /AR技術で学べる環境がよくなっても結局は本人のやる気だ(自分自身に言い聞かせている)。
基本楽しくないから継続することが可能にして少しでも楽しくなる方向に自分自身で持って行かなくてはならない。
継続を維持するための方法の一つとして語学学校にお金を払う価値があると思う。
同じお金を払うなら、授業も厳しいものを期待する。誰でもでは無く本当にやる気がある人向けの厳しい授業が当然良い。
授業内容も当然大事だと思うが、それよりももっと大事なのは教える講師の質だと思う。
教え方や講師の熱意によりよりその言葉が好きになることがある。
実際、自分が漠然と英語を通じて自分自身を高めたいとか、社会に貢献したいとか思うようになったのは予備校の先生の影響がある。
よって講師の存在が独学とは異なった環境により刺激を受けることが出来る。
また語学学校で独学では感じることが出来ない利点はクラスメートの存在。
クラスメートの存在は途中での挫折から制御できることがある。あの人が頑張っているから、自分も頑張ろうとか、モチベーションの維持に繋がる。
挫折を回避するため、話せるようになりたい、聴けるようになりたい動機を維持する役割の一つとして語学学校があると思う。
逆に言うと鉄壁の強い意志があれば独学で十分とも言える。いくら学校で授業を受けても結局は自分自身で能動的に学習しないと実力は伴わない。
いずれにせよ一旦お金を払ったら、”絶対投資したお金は回収しよう”と気持ちが本当に大事。
投資回収が語学における最高のモチベーションなる。挫折しそうな時に投資した事実によって簡単に挫折を許さない。
また語学に関してよく”言葉のシャワー”を浴びなさいと聞く。
身銭を切ることが語学学習を継続する方法だと本当に思う。
正直どこまで信憑性があるか分からないが、缶詰形式の授業ではいやでも言葉のシャワーを浴びる事になる。
短期間にたくさん聴いても即効性は無いが、言葉に慣れ潜在的に苦手意識は薄れると思う。
もしくは何を言っているのか分からなくて頭がおかしくなるかもしれない。そのおかしくなる過程が語学学習では必要だと思う。科学的な実証はないけど。。
同時に授業を受ける事で自分自身の実力の無さに打ちのめされる事も容易に想像できる。
何を言っているのか分からなくて頭が真っ白になる。
その愕然としたショックや言いたいことが伝えられないもどかしさがものすごいモチベーションになる。
なんで”私はこんなにもできなんだ〜”と。
同時に次はもっと上手く話せるようになりたい、聴けるようになりたいと。
特に会話については上手く話せず恥ずかしい気持ちがモチベーションをいやでも掻き立てる。
絶対上手くなってやると。
自費でホテルでの自主学習やホテルでの缶詰形式での授業は受講後の学習継続が可能になる。
受講することでショックに基づくやる気により継続することを可能にする。その結果、外国語を使えるようになる。
その刺激と大金を払った投資のコンビネーションで継続した語学学習が可能となる。
語学はなんだかんだ言って継続が大事。毎日短い時間でも触れることが大事。
ある程度のレベルまで達するには1年や2年それなりの時間が当然かかる。
実力が付いたと実感するのも当然時間が掛かる。
なかなか目に見えて実力が把握できでないので挫折もし易い。
その挫折を防ぐ方法の一つして缶詰形式の授業を受けて大金を払って同時にショックを受けるのも良いと思う。
留学することを否定しているわけではない。留学でしか得られないものは当然ある。
ただ語学力は国内だけでも十分高められることができる。
その達成のために一定期間引きこもって授業を受けて学習するの一つの方法だと思う。
参考書でも、通信教育でも、学校でも何でもお金を払う=投資することによって継続学習が可能になる。
その結果、実力が付いてくる。
自分の経験から投資を回収することに専念=学習に専念すること により途中で止められなくなる。
一緒に頑張りましょう。
<注釈>
スパトレは語学学校ではないため、仲間と頑張るというスタイルではなく、トレーナー(講師)が寄り添って学習していくスタイルです。